pecm-icons-lg製造過程において、厳しい公差の加工に最適な表面加工工程を見つけるのは容易ではありません。多くのアプリケーションに見合った解決策として、弊社は精密電解加工 (PECM) をご提案できます。

PECM加工の原理はECM機械と同様ですが、より高い加工精度を誇ります。


つまり、PECMはECM加工での精度、品質、均一性と重複性を維持しながら、特殊なアプリケーションに高精度の付加価値をもたらします。


 

 

PECM加工の仕組み:

  • PECMでは、被加工材に移動する陰極を利用し、サイクルタイム中は微小ギャップ(最大10µm)を維持します。振動運動は、電解液の洗浄効果を確実にするために必要となります。
  • DCパルスは最小ギャップにのみ流れます。
  •  陰極の品質と間隙条件は、要求通りの結果を達成するために管理することが必要です。
  • 振動モード、および非振動モードで最大の生産性を実現します。
  • 加工サイクル中と、加工終了後に直流パルスで陰極を洗浄し、一定の加工条件を保ちます。
  • 工程に統合された品質管理でプロセスの総合管理が可能になります。
  • 陰極の動きとDCパルスを調節することで、最小のギャップ量、高い再現性、フロントギャップに対する精度、サイドギャップに対する、表面仕上げを実現する精密加工管理システムです。
  • オペレーター用操作画面には、それぞれの工程ステップが明確に表示され、作業負担を減らします。
  • 標準化されたジェネレーター、電解液タンク制御、関連する電解液パラメータの調整等が制御監視され、ギャップ状態を一定に維持します。
  • 労働安全に配慮した正面の自動ドアと、換気機能を有する加工エリアは、操業者の安全を第一に考えた作業環境を提供しています。
Extrude HoneのPECM加工は、高精密のドリル・成形加工部品向けに最高水準の加工精度を実現しています。PECM加工は次の表面加工に最適な加工方法です:
輪郭、形状の成形:定義された3D表面形状を作り出します。被加工材は、陰極形状の転写マッピングが施されます。
 微細構造化:部品表面において、ベアリングの表面に油を維持するなど、摩擦学を活用して、定義された表面溝彫り加工を作成します。

他の加工法では加工が困難な、若しくは加工不可能な加工をPECMで実現可能です。

この加工法の利点:

超高精度PECMは形状面やドリル加工のような、高精度(±5µm)を要する加工アプリケーションに最適です。

特殊なアプリケーションにも対応でき、他の加工法で加工が困難な部品に特化しています。

製造工程の効率化成形、ドリル加工、仕上げを一つ工程で行い、優れた表面仕上げを実現します(Ra最大 0.03µm)。後処理は、ほぼ不要なので、加工時間の短縮ができます。

長い製品寿命:PECMでは、部品に機械的応力や熱応力の負荷を発生させません。そのため、最終製品の寿命が長くなります。

再現精度:優れた加工制御、安定性と再現性を達成します。

生産性の向上:PECM は極めて高い生産性を誇ります。処理時間は従来の加工法よりかなり早く、1工程で多数個取りの部品加工もできるため、一個当たりの製造費が下がります。

経済性:電極はほとんど磨耗しないので、製造費が大きく低減します。

使いやすさ:PECM機は簡単に自動化でき、生産ラインにも容易に統合できます。